ゲットバッカーズ 七巻

囚われていた卑弥呼とヘヴンだったが、卑弥呼の毒香水の一つ、『傀儡香』を使い、難なく脱出する。
その頃、蛮と士度は、『ワイヤードールシステム』により操られた随分な人数の男たちと、
不動琢磨を相手にすることになる。
不動琢磨――蛮と昔やり合った際に左腕を失ったという、因縁の相手であった。
その強さに蛮ピンチか――そう思いきや、助太刀が入る。
元VOLTSメンバー、『鮮血のジョーカー』笑師春樹。
だが、笑師はマクベス側の人間であった。
笑師相手に一度邪眼を使ってしまう蛮。そして見えてきた『IL』の正体。
奪還屋の中に『ユダ』が存在することも明らかになり――

ここまで来て奪還するものの正体に気付くことになる彼ら。
それが『IMPLOSION LENS』――爆縮レンズ。原子爆弾の起爆装置だ。
なんとも恐ろしい依頼を受けてしまったわけだが、気になるのはマクベスの真意。
そして、敵へと回ってしまった、かつての仲間との関係はどうなるのか――。

個人的には十兵衛と花月の関係がそう簡単に壊れていいはずがないと思う。
ところどころにて描かれる、二人の過去。それはそんな簡単な繋がりではないはずだ。
何が彼らをそうしてしまったのか。『無限城』とは結局のところ一体なんなのか。
謎は増えていく一方である。
薬屋ゲンの正体も気になるところである。

ちなみに個人的に、今回のお気に入りは笑師春樹。
彼のキャラクターは非常にいい味を出していると思う。
楼蘭舞踏鞭。その舞ももっと見てみたいと思う。
今後の活躍に期待。

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